はちど

ボードゲームのレビューなど。

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自分の売り出し方の考察とか、初心とか。

      2013/08/11

Hachiです。
今日はバレンタインデーですが、そんなことはどうでもよくて、
私が今の職場に来てちょうど1年が経ちました。アニバーサリーです。

そんなタイミングで、メール整理をしていたところ、はじめの1ヶ月で行っていた日報のやりとりを見つけました。
懐かしみながらざっと通して読んでみましたが、これが初心かなあと思い直すことがいくつかありました。
この1年でいろんな技術が身につくとともに、ちょっとたるんでるところがあったな、と。
ここは少し気を引き締め直して、更に良いものを作っていけたらと思います。
引き続きよろしくお願いします。

閑話休題。
最近、面白いWebサイトを見つけました。

ひとつめ。
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自分の履歴書をAmazonの商品ページフォーマットで作っちゃった外人さんです。
履歴書というのは自分を売り出すための説明書であり、まだ会ったことのない人に自身の魅力を伝える努力が必要なものです。
それは、実物が見えない状態で物を売ろうとするECサイトと似た趣があり、世界最大級のECサイトであるAmazonのフォーマットは履歴書に実に適したフォーマットだったのでしょう。
このセレンディピティは多くの人から支持され、彼はいくつかの大企業からオファーをもらっているそうです。

ふたつめ。
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「この男、即戦力。」という強気なキャッチコピーで自分を売り出す日本の学生さんです。
企業の採用担当をキミ呼ばわりし、この時点で既に大物オーラをまとう将来有望な新人さんです。
即戦力を自称し、一般的なテストが100点満点なのにもかかわらずTOEICスコアは150点を記録するという破天荒ぶりに驚愕。
…まあ、よく読まなくてもネタであることは明白です。

さて、以上で紹介した2つのサイト。
ほぼ同時期にネット上に出現し、形式はさておき「自分を売り出す」というテーマは共通ということで、並べて紹介してみました。
この2つのサイトを比較しながら、効果的な自分の売り出し方を考えてみようかなと。

Amazon履歴書サイトは、パロディとしてもよくできています。
購入者コメントや在庫残り1つなんていうところは、彼のユーモアセンスをよく表せていると思います。
それだけではなく、Amazonのような商品説明にてしっかり自己アピールも行われているので、履歴書としての要件も満たしています。
それをAmazonのフォーマットに落とし込むという発想の豊かさが一番評価されているポイントでしょう。

即戦力サイトは、Webデザイナーのポートフォリオでよくある1枚ページの縦スクロールサイト。
出来は全然悪くありません。センスは良いです。私より。
内容は自己アピールに終始しています。先にも挙げたTOEICの点数や経歴(中卒、大検)など、一通りは揃っています。
また、よくわからない外国人からの推薦文も秀逸です。ネタ的な意味で。

正直どちらのサイトも良く出来ていて、同じように評価されていいと思うのですが、世間一般の評価は分かれています。
理由としては、後者があまりにネタっぽすぎるからでしょう。
学生が自称「即戦力」と名乗っているところとか、自信満々に酷い経歴を晒しているところとか。
即戦力ならいいんだろ?自信があればいいんだろ?的な、そこはかとない新卒就活への皮肉が詰まっているように感じます。

で、この2つのサイトは似ていると先に述べましたが、決定的に違っている点がひとつあります。
それは、それぞれのサイトで売られている「自分」のイメージです。
Amazon履歴書サイトの「自分」が日用品だとすれば、即戦力サイトの「自分」は高級品(あるいはそう見せかけた詐欺商品)。

たとえばAmazonで思わずポチりそうになってしまうものは、ページ見てたらなんか欲しくなっちゃったものだと思います。
Amazonのページ自体がそうさせる魅力を伝えるのに良いフォーマットなのかもしれませんが、そうまとめているからAmazon履歴書の「自分」は買いやすい日用品なんです。
対して、たとえば腕時計の紹介ページだと思って即戦力サイトを見ると、なんか機能はよくわからんが高級そうな時計が売られてそうに見えます。
なんかものすごい売り文句がつきまくってるけどコメントつけてる人たちはみんな知らない人という、雑誌裏表紙のスピリチュアル商品にも見えてしまいます。
そういうイメージが先に立ってしまうと、なかなか買いたいものだという気分にはなりません。

つまり、自分を売り出すときに気をつけることは、あまり傲慢にならず謙虚になることが必要だと感じました。
とはいえ、へりくだりすぎると魅力のアピールがおろそかになるので、自分の使い方と魅力になるところは完結に伝えられるようにすることが大切です。
風呂掃除には今までの洗剤よりもカビの殺菌効果があるのに加えて汚れ落ちも良い私を!とか、床掃除には吸引力の変わらないただひとつの掃除機を!とか。
あとは、あくまで自分は売り物なので、最終的な判断は買い手の企業が決めること、という覚悟もやんわり伝わると印象良いのかもしれません。

まあ、就活サイトとしては後者も(こんなに話題になってるわけですから)成功していると思います。
良い会社へ就職できたらいいですね。健闘を祈ります。
できればお互いにWeb制作系の会社へ行ってそのセンスを存分に発揮して欲しいと思います。

余談ですが、自分を売り出す方法っていうことでこんな事例も紹介して締めます。
GoogleAdwordsで彼女を募集してみたら同棲することが決まったという爆発必至のエントリ。
「なんで誰もやってなかったんだろう」ということに気づいて実際にやってみる人は本当に凄いと思います。
爆発しろ。

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