はちど

ボードゲームのレビューなど。

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人狼イベント「狼と幻想の夜 vol.3」に参加しました。

      2013/11/24

Hachiです。
記録的な大型台風が日本に接近する直前、嵐の前の静かな夜に、
3度目の人狼ゲームイベントが開催されました。
以下レポートです。

前置き

今回は3連休の中日ということや、
まつもと演劇祭が近く、一部の演劇畑の人たちは
稽古やミーティングなどで来られなかったということもあって、
人数としてはそんなに集まりませんでした。

そこで、じゃあ折角ならということで
タブラの狼準拠のルールでやってみたり、
新しい試みを取り入れてみたりするなど、
小規模だからこその実験的なイベントになりました。

いつものように、細かいルールは
各ゲームごとに紹介していきます。
いつものようにほぼコピペでまとめていますが、
今回からは「これまでと異なる点」のみを抜粋した
要約も合わせて書いておきましたので、
読むのがだるい方はそちらをどうぞ。

第1ゲーム

村のルール

  • 勝利条件
    人間チーム
    全ての人狼を処刑する。
    人狼チーム
    人狼と人間の数を同数にする。
  • 配役
    村人[6人]
    人間チームです。
    特殊な能力は何もありません。村の大多数を占める役職です。
    占い師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の生存者1名が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    霊媒師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに、昼の投票で脱落した人が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    守護者[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の1名を人狼の襲撃から守ることができます。
    同じ人を続けて守り続けることは可能ですが、自分自身を守ることはできません。
    人狼[2人]
    人狼チームです。
    自分と同じ人狼である人が誰かを知ることができます。
    夜のターンに任意の人間1名を殺害しなければなりません。
    保安官[Extra,1人]
    昼のターンの話し合いにより決定します。
    最多同数票の場合に優先権を得ることができます。
    脱落する場合は、任意の生存者1名に保安官の役職を託します。
  • Extraルール
    • 脱落した場合の役職公開はありません。
    • 占い師は初日に占うことができません。
    • 昼のターン最後の投票は全員一斉に行います。
    • 昼のターンに処刑される人は、遺言を残すことができます。
      狼に襲撃された場合は遺言を残さず、直ちに脱落します。
    • 最多同数票が2名以上いた場合は以下の通り処理を行います。
      1. 保安官の票が同数票に含まれていればそれを優先する。
      2. 保安官票が含まれていない場合は、決選投票が行われる。

要約

タブラの狼準拠のルールです。

役職非公開の代わりに、
吊りの成否と残りの狼数を知る
霊媒師の役職が追加されました。

占い師および霊媒師は、
対象の人の役職までは知ることができません。

保安官のルールを一部改訂し、
持つ票自体は1票とすることで
投票へのインパクトを抑えました。

プレイレポ

役職は村人でした。
11人村、吊り手数は11>9>7>5>3>1の5手。
奇数進行なのでGJが出ても吊り手数は増えません。

まずはいつも通り保安官(≒生け贄)を誰にするか、
という話し合いが始まります。
≒生け贄、という風に書いているのは半分本気で、
今回は特に、投票能力が激減した保安官の役職は
単に狼に噛まれるリスクだけが高いものであり、
特に欲しいと思える役職ではありません。

ここでの自薦は誰も出ず、他薦で
のぶさん、Visionsさん、私の3人が指名されました。
Visionsさんが
「のぶさんとHachiさんが辞退するなら、私がやります」
という風に言ってくれたので、私は謹んで辞退を表明。

その後、初日のセオリーとして、
役職保護のための人柱COから私が吊られることに。
大抵、人柱COしたあとにはフォローがないと
票がばらけてしまうのですが、それは願ったり叶ったりで、
「私に投票した人、よく覚えておいてくださいね」
という遺言を残して脱落していきました。
まあ、これが後のゲームまで尾を引く結果になってしまうのですが。

その後は霊界(a.k.a.お菓子の国)から高みの見物。
「Hachiさんに投票した人に人狼が居る!探せ!」
という流れになり、次々に吊りと噛みの犠牲になっていく役職持ち。
ここは失策、というより言葉足らずだったなあ、と思っています。

人狼と同じくらい死にたくない役職持ちも、
流れに背かず私に投票する傾向があるから、
村人はそれも情報とすべきだよ、という意味だったのですが。
# 実際、そうだったし。。
そして占い師に対してはむしろ
「私に投票してない人をあぶり出す」ことに全力を尽くしてほしかった。
はっきり言うと人狼へのアシストになるからというのもあり、
あんな表現になったんですけどね。。

そんな流れの中ですぎなみさんがファインプレーを見せます。
守護者をCOし、
「ずっとmizuさんを守っていましたが、一度も噛まれていません!
経験者は危険視されて噛まれるはずなのに、おかしいです!」
とmizuさんに対して人狼の疑いをかけ、
特に反論ができなかったmizuさんはそのまま吊られることに。
その夜、すぎなみさんは噛まれてしまうのですが、
人狼の1吊りを村にもたらした功績は大きかったです。
# 最後に守ったのがもう一人の人狼だったとか、
# そんなことはどうでもいいのです。無能が故の功績です。

しかし、すぎなみさんの脱落で人間チームの役職持ちは全滅。
残された村人たちは最後の人狼を見つけることはできず、
人狼チームの勝利でゲームが終了しました。

第2ゲーム

村のルール

  • 勝利条件
    人間チーム
    全ての人狼を処刑する。
    人狼チーム
    人狼と人間の数を同数にする。
  • 配役
    村人[6人]
    人間チームです。
    特殊な能力は何もありません。村の大多数を占める役職です。
    占い師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の生存者1名が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    霊媒師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに、昼の投票で脱落した人が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    守護者[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の1名を人狼の襲撃から守ることができます。
    同じ人を続けて守り続けることは可能ですが、自分自身を守ることはできません。
    人狼[2人]
    人狼チームです。
    自分と同じ人狼である人が誰かを知ることができます。
    夜のターンに任意の人間1名を殺害しなければなりません。
  • Extraルール
    • 脱落した場合の役職公開はありません。
    • 占い師は初日に占うことができません。
    • 昼のターン最後の投票は全員一斉に行います。
    • 昼のターンに処刑される人は、遺言を残すことができます。
      狼に襲撃された場合は遺言を残さず、直ちに脱落します。
    • 最多同数票が2名以上いた場合は決選投票が行われます。
    • 役職を配り終えたあと(最初)に休憩時間を取ります。

要約

ほとんど第1ゲームと同じです。

保安官は、ルール変更によって
あまり意味の無いものになってしまったため
使わないことにしました。

今回は新しい試みとして、
役職を全員が確認したあとに、休憩時間を取る
というルールを追加しました。

プレイレポ

役職は人狼。相方はEMaさんでした。

役職を知ったあとの休憩時間は、私が提案したものでした。
人狼引いた人はどんな顔して休憩時間を過ごすんだろう、楽しみ!
とかニヤニヤしてたら自分が引くとか。自業自得ですね。

どう振る舞えばよいものかと少し考えてしまいましたが、
情報となりそうな行動を取らないのが人狼の定石。
ならばと、人狼と関係ない話の輪に入り、
休憩時間が終わるまでその話を続けさせてもらいました。
できるだけ不自然にならないように。

そしてゲームが始まり、まずはmizuさんが人柱COをします。
第1ゲームで人柱COから酷い目にあったSHIOさんは特に強い反発を示しましたが、
「投票は必ず私にしてください。私に投票しなかった人は怪しいです。」
という一言と、休憩時間中に観察した結果を述べたmizuさんは
それらの情報を残しながら吊られていきました。
# ちなみに、観察結果の考察に私は含まれてませんでした。作戦成功。

次の日の昼の議論では、すぎなみさんとりんごまんさんが
相次いで人柱COをします、が、人間側としては
ここからなるべく早めに人狼を1人でも吊って情報出しをする場面であり、
人柱を吊ることにもう手数を割く余裕はありません。
しかし人狼側としてもこの人柱COは、
役職噛みの精度を上げるメリットとひきかえに、
実はデメリットも存在していました。

とりあえず人柱COしてきた2人は素村でしょうから、無視。
残りの生存者を襲撃して役職減らしにかかりました。
そんな流れをつくりながら、昼の議論では、
「占い師はさっさと出てきてください。守護者が守りづらいですよ。。」
「霊媒師もそろそろ出ないと~情報少ないよ~」
とか言いながら役職あぶり出し&必死な村人アッピル。
結果的にここで役職が出てくることはなかったですが。
# 出たら噛んだのに。そして守護者がいれば守れたと思うよ?

そして残り5人(うち人狼2、人柱2)となり、
人狼でも人柱でもない1名が霊媒師をCOします。
「まだ狼は1人も吊れていません!ここで人狼を吊らないと負けますよ!」
そしてそのときになってようやく気付きます。
人柱2人を両方とも残してしまったのは失策だったと。

霊媒師視点、他の4人は人柱2グレー2の状態。
人柱2は基本的に素村であり、残り人狼は2であることを考えると、
グレー2が人狼濃厚、という考えは自然です。
人柱視点でも、対抗のない霊媒は真であり、
もう1人の人柱は素村だとみれば、やはりグレー2の人狼は濃厚になります。

この状況を打破するには、私はこう主張するしかありません。
「人柱COしたどちらかは確実に人狼です。特にすぎなみさんが怪しい。」
非常に薄い線ですが、生き残った相方の人狼は投票先を合わせるので、
霊媒師か人柱のどちらかがそれに乗った瞬間に人狼の勝ちが確定する1手です。

投票の結果は、私に2票・すぎなみさんに2票の決選投票に。
ここで私は苦し紛れに守護者COをしますが、及ばず脱落。
次の日になってEMaさんも吊られ、人間チームの勝利となりました。

良くも悪くも2日目、2人の人柱COが効きました。
人柱を片方噛んでおいて「噛まれていないもう片方の人柱が怪しい」とか、
5人での昼に「人柱は両方怪しいが判断つかないのでEMaさん吊ろう」とか、
もうちょっとやりようはあったかなぁと思ってます。

第3ゲーム

村のルール

  • 勝利条件
    人間チーム
    全ての人狼を処刑する。
    人狼チーム
    人狼と人間の数を同数にする。
  • 配役
    村人[6人]
    人間チームです。
    特殊な能力は何もありません。村の大多数を占める役職です。
    占い師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の生存者1名が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    霊媒師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに、昼の投票で脱落した人が
    人狼か、人狼でないかを知ることができます。
    守護者[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の1名を人狼の襲撃から守ることができます。
    同じ人を続けて守り続けることは可能ですが、自分自身を守ることはできません。
    人狼[2人]
    人狼チームです。
    自分と同じ人狼である人が誰かを知ることができます。
    狂人が誰であるかを知ることはできません。
    夜のターンに任意の人間1名を殺害しなければなりません。
    狂人[1人]
    人狼チームですが、占いや霊媒の結果は「人間」と判断されます。
    人狼が誰であるかを知ることはできません。
  • Extraルール
    • 脱落した場合の役職公開はありません。
    • 占い師は初日に占うことができます。
    • 役職に村人を1人追加し、初日犠牲者に人狼以外の役職を付与します。
      これにより、役職欠けが起こる可能性があります。
    • 昼のターン最後の投票は全員一斉に行います。
    • 昼のターンに処刑される人は、遺言を残すことができます。
      狼に襲撃された場合は遺言を残さず、直ちに脱落します。
    • 最多同数票が2名以上いた場合は決選投票が行われます。

要約

これまでのルールに追加で
狂人と初日犠牲者を入れ、初日占いを有効にしました。

今までの流れで、人狼2人だとどうしても吊られるリスク回避のため
騙りやすい環境にもかかわらず騙りが出せなかったので、
騙り役として狂人を追加しました。

また、初日犠牲者への役職付与を行い、
単独COが真とは限らない状態を作りました。

これらのルールはともに人狼側に有利なため、
占い師は初日占いを有効とし、情報を多く出せるようにしました。

プレイレポ

役職は村人。

今回もmizuさんが人柱COをしましたが、
直後にVisionsさんから事前投票の提案があり、
そちらを採用することに。

とはいえ、役職を吊らないようにするための措置というのは同じで、
投票により人数を絞ってから役職を持っているかどうかを聞き、
無ければ人柱になってもらう、という程度のものです。
当たってしまった人には申し訳なくても、
村の多数決によって全て決まるというところで、
人柱COと違って全員が納得できる方法かもしれないと思います。

ゲーム中盤、前回は人狼で今回は村人ですが言うことは変わりません。
「役職COして情報ください」。
それに呼応してSHIOさんが占いCO、そしてなんと
初日に人柱COをしかけたmizuさんが人狼だというのです。
その占いCOには対抗も出ず、黒出ししたから狂人でもないだろうということで
満場一致でmizuさんが処刑されることになりました。

そしてその夜に噛まれるSHIOさん。
ここで守護者が守りにこなかったということは、
初日含む守護者脱落の線が濃厚になってきます。
霊媒COを募ってmizuさん人狼の確証を得ますが、
狂人でも(村人でさえも)この霊媒結果は
正しく述べることができるので、あんまりあてにはならなかったかな。

しかし、それだけ簡単に正しい結果を騙れる霊媒師ですらも
対抗が出ないことから、じゃあ狂人はどこへ消えた?という状態に。
まさか初日狂人?じゃあ守護者はどこだ?
初日占い師で狂人が占い騙ったら人狼に黒誤爆して噛まれた?
それにしたって守護者はどこだ?
初日犠牲者に役職をあてたことによる混乱が村を包みました。

その後、確定白の霊媒師のんのんちゃんを中心としてその指示に従う、
という流れにして、のんのんちゃんの疑う樹海さん吊りをしようとした直後、
「トイレに行きたいです!」というしょくにんさんへの温情吊りを急遽提案するなど、
吊り指定が定まらずばらばらのまましょくにんさんが吊られ。
その日の夜に噛まれるだろうと覚悟して、予想通り噛まれて、脱落。
# まあここで私が噛まれなかったら色々とまずかった。

最終的には人間チームの勝利で終わったのですが、
役職内訳を聞いてびっくり。
初日犠牲者は村人で、占い師CO時点までで脱落した面子に
守護者と狂人が含まれていたのでした。
狂人を引いていたのぶさんは、何もできなかったと悔やんでました。

まあ、今回のゲームについてはみんながみんな
少しずつ悔しい思いをしたゲームじゃないかな、と勝手に思ってます。

その後

少人数でタブラ準拠ということもあり、
1ゲーム1時間程度でさくさく回すことができ、
3ゲーム目終了時点で21時を回ったところ。
もう1ゲームという欲もありつつ、
全員が疲労困憊状態でなかなか卓が立てられず、
そのまま小一時間話し込む、という謎の流れに。

人狼というゲーム自体に私は
当事者意識を持ってやるものという認識があって、
# Goukiさん風に言えば、全員が主役、という感じでしょうか。
もしお客さんとして参加してる人がいたら〜と
変に不安に思っていたりもしたんですが、
この奇妙なミーティングでその不安も解消されました。

どうすれば会をよりよくできるかについて
ときに洒落を挟みつつ小一時間も話せる人たちが、
ただのお客さんとして参加してるわけないですから。

総評

今回は試験的に色々やってみましたが、
どれも新鮮で楽しかったです。

惜しむらくは、人狼2という構成から
どうしても騙りが出しづらかったところでしょうか。
人狼をやってみて、余計にそれを強く感じました。
今度は少人数ではなく、15人強くらいで
タブラ準拠で一度やってみたいなぁと思っています。

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