はちど

ボードゲームのレビューなど。

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人狼イベント「狼と幻想の夜 vol.1」に参加しました。

      2015/06/17

Hachiです。
最近流行りの人狼ゲームを松本でやってきました。
今回はそのレポートです。

前置き

ロケーション

会場は松本市信濃ギャラリー
蔵造りの貸しスペースで、演劇の小劇場としてよく使われる場所です。
ここが、今夜は狼に踊らされる村人たちの舞台となりました。

人狼の大まかなルール

人狼ゲームは、人狼チーム対人間チームの団体戦です。
ただし、他人がどちらのチームであるかは、
その人が生きている限り、知る術はほとんどありません。

ゲームには昼と夜のターンがあり、
昼には全員が議論を行って狼と思わしき1名を投票により処刑します。
夜には人狼が人間1人を襲撃して食い殺します。
この昼と夜を繰り返し、議論に参加する人数を減らしていきながら、
人狼チームの全員を処刑すれば、人間チームの勝利となります。
人狼チームは、人間チームの残り人数を人狼チームの人数以下に減らせば勝利です。

使用したセット

人狼は使用するセットによって役職やルールが少しずつ異なるのですが、
今回はミラーズホロウの人狼を使ってのゲームを
プレイすることになりました。
配役と細かいルールについてはゲームごとに違ったので、
各ゲームのプレイレポと合わせて紹介します。

プレゲーム

人狼をプレイするのは初めてという人たちのみを集め、
まずはベーシックな村を1つ立てることに。
動画やBBSログなんかで知識はあったものの、
実際にプレイするのは初めてということで、
こっちのプレゲームにも参加させてもらうことにしました。

村のルール

  • 配役
    村人[8人]
    人間チームです。
    特殊な能力は何もありませんが、村の大多数を占める役職です。
    狼に騙されないように。
    占い師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の1名の役職を知ることができます。
    非常に強力な役職ですので、狼に狙われないように。
    人狼[2人]
    人狼チームです。
    自分と同じ人狼である人が誰かを知ることができます。
    夜のターンに任意の人間1名を殺害することができます。
    昼のターンでは狼だとバレないように立ち回りましょう。
    保安官[Extra]
    昼のターンの話し合いにより決定します。
    昼のターンの投票を2票ぶんとして扱います。
    脱落する場合は任意の1名に保安官の役職を託します。
  • Extraルール
    • 脱落した場合の役職公開はありません。
    • 昼のターン最後の投票は全員一斉に行います。
    • 脱落が決定した人は、直ちに脱落します。

プレイレポ

役職は村人。
初心者チームならまずゲームのルールを
しっかり把握してもらうのが重要ということで、
はじめの昼に手数の確認と人柱COをしました。

手数の確認は、人狼以外を処刑してしまう回数の上限の確認です。
今回は11人村で紛れが起きない配役なので、
手数は 11>9>7>5>3 の4手。11>9>7>5>3>1 の5手。
うち人狼は2人なので、人間を処刑できるのは2回3回までです。
# 追記修正。最後の晩を数え忘れてました。
# 実際のゲームでも数え間違えてたんだよなぁ。恥ずかしい。。

人柱COというのは、何の役職もない村人であることをカミングアウト(CO)して
自分を処刑してくれ、と宣言するものです。
このゲーム、人間チームの勝利はあくまで人狼の駆逐であって、
自分が生き残ることではないので、最初の村人の役割は
ランダム投票からの処刑で占い師誤爆を起こさないこと、かつ
占い師の代わりに自分が脱落することになります。

悪手ではないと思っていますが、全体の流れはそうもいかず、
他の方が処刑されることに。
# 議論を引っ張ってくれそうという意味で残された感が少なからず。。

あとは、保安官の任命は狼に渡ったら怖いというので
1日目は宙に浮かしておきましょうという提案をして採用されましたが、
日が進むにつれてどんどん任命しづらくなったのはミスでした。
とりあえず渡すってのはないにしても、渡さないのはもったいなかった。

その後、さまざまな攻防がありましたが、
終盤になっても占い師COが無く、役職非公開のルールから
狼がどのくらい残っているのかの情報が全く無かったのがきつかったです。

そうこうしているうち、私は第4の晩(5>3)に人狼に食われて脱落。
この時点でまだゲームは続いていたので、
狼の残りは1(ラストウルフ、LW)と判明するのですが、
同時にその時点でも占い師COが無く、情報が無いまま狼の逃げ切り勝利となりました。

後々聞いてみると、第1の晩までに人狼と占い師がどちらも脱落していたという
人間側・人狼側ともファインプレイの応酬で、ものすごいことになっていたようです。
こうなってくると少なくとも味方の脱落を認識できていた人狼側が有利でしたね。

本番

プレゲームの後、いよいよ全員参加での本番ゲームが開催されました。

村のルール

  • 配役
    村人[12人]
    人間チームです。
    特殊な能力は何もありません。
    占い師[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに任意の1名の役職を知ることができます。
    人狼[4人]
    人狼チームです。
    自分と同じ人狼である人が誰かを知ることができます。
    夜のターンに任意の人間1名を殺害することができます。
    魔女[1人]
    人間チームです。
    夜のターンに、ゲーム中1回だけ「蘇生」と「服毒」を行えます。
    蘇生:夜に襲われて死亡した人を蘇生することができます。
    服毒:夜に任意の1名を指定して殺害することができます。
    狩人[1人]
    人間チームです。
    脱落する際、任意の1名を指定して道連れにすることができます。
    嫌われ者[1人]
    人間チームです。
    投票の結果が割れた場合(最多数票が2名以上いた場合)、
    その人たちの代わりに処刑されます。
    キューピッド[1人]
    人間チームです。
    最初の晩に任意の2名を指定し、恋人の役職を与えます。
    その後、自分は村人となります。
    恋人[Extra,2人]
    キューピッドに指定された2名がこの役職に就きます。
    人間同士や人狼同士であれば勝利条件は変更ありませんが、
    人狼と人間が恋人だった場合は第3勢力となり、勝利条件が
    「2人以外全員の脱落」に変更されます。
    恋人は相手が誰かを知ることができます。
    片方が脱落した場合、もう片方も自殺をして脱落します。
    保安官[Extra]
    昼のターンの話し合いにより決定します。
    昼のターンの投票を2票ぶんとして扱います。
  • Extraルール
    • 脱落した場合は役職を公開します。
    • 投票は全員一斉に行います。
    • 脱落直前に何かを言い残すことができます。

プレイレポ

役職は村人。
かつ、なぜかキューピッドに選ばれて恋人になってしまいました。

先のゲームでは、役職保護のために犠牲は厭わないという
人柱COを行ったわけですが、恋人になってしまったならそうもいかず。
そこで目を付けたのが「嫌われ者」の役職でした。

投票で同票が2人以上いた場合に吊られてしまうというのは、
中盤以降にほぼ狼が吊れそうなタイミングで、
狙いが思わぬ方向に逸れてしまい狼を吊れない可能性があるということで、
嫌われ者は序盤で吊っておきたい候補だと思います。
なので、嫌われ者COを募って先に吊ってしまう提案をしました。

嫌われ者とはいえ人間側なので吊りたくないという流れにもなりかけましたが、
嫌われ者COもあり、無事(?)吊られることに。
しかし、最後まで議論がもつれたのが功を奏して
投票自体は嫌われ者/その他ランダムといういい感じにばらけ、
遺言の「僕に投票した9名に必ず人狼が居ます」というのは
序盤の情報のなさを大きく補うものであり、嫌われ者が英雄になった瞬間でした。

なお、前回の反省を踏まえて保安官は1日目から任命。
プレゲーム同様に宙に浮いてしまうことを危惧してか、GMから
「1日目に保安官の任命がなかった場合は保安官なしとします」
という宣言もあって、1日目はしっかりと保安官任命の流れが作られました。
これが、後々良い結果を生んでくれます。

中盤、保安官に対して異議が発生します。
保安官は対抗弁論も空しく処刑されることになるのですが、
そこで出てきた役職は、なんと狩人。
そして道連れに指定した人が…人狼。
恨み言を言いながらも、すごく良い仕事をしてくれていましたw

# もし仮に投票による処刑で死にたくなかったのであれば、
# 狩人COしてしまうのが妥当だったかなと思います。
# そうすると十中八九その夜のターンで狼に襲われてしまうのですが。

ゲーム終盤、狼残り2という段階でついに占い師がCOします。
対抗も出てきましたが、占い結果を聞いてみると
先に出た方は役職持ちかつ生存者ばかりで、
残り2人の狼を全員指名していました。
# もちろん対抗占い師も狼だという結果を出しています。
後に出た方は既に脱落した人の役職ばかりで、情報はなし。
この時点で占い師の真偽はほぼ確定という状態でした。

となると、あとは自分が死なないことが最優先です。
狼がわかったなら吊ってしまえ!という流れをさっさとつくり、
対抗占い師の矛盾を指摘しつつ、狼を吊りきってゲーム終了。

矛盾の指摘内容については、
「途中で吊られた狼を占いによって把握していた」という発言に対し、
「その狼が吊られた際に投票していましたか?」という感じの追求をしました。
ここの吊りは、混迷を極めた中で保安官の2票によって決まったという
とても印象的な投票結果だったので、誰が投票したかまでよく覚えてたんです。
占いで狼の位置を把握していたのに、狼を吊るための投票していない、
当時潜伏していた、自称占い師。あれーおかしいなー(C.V.高山みなみ)
こんな感じで、誰がいつ誰に投票したかというのも重要な情報なのです。

まあ、自分が恋人でなければ、手数に余裕もあるので、
偽占い師の真偽を確かめるための真占い吊りを1手挟んでからでも
全然遅くなかったとは思います。
とはいえ、その前の晩に人狼が魔女を食べていたので、
確認するまでもなかったといえばそうなのですが。
魔女も真占い師によって見抜かれているので、
これは単に占いの真偽をはっきりさせるだけの噛みでした。。
ワンチャン恋人狙いのグレー噛みが来ると思って、
最後の前の夜ターンにすごく緊張していたのは内緒です。

私はこのゲームで、
人間チームの勝利かつ恋人同士で生き残るという
2重の勝利条件を達成することができました。
勝利が確定した後、恋人チームの相方と熱い抱擁を交わしましたとさ。

総評

はじめての人狼ゲームでしたが、すごく楽しめました。
とはいえ、議論中に人狼を見つけることがほとんどできず
単に議論をかき回しただけという感じも否めませんが。

来月も同じ場所で人狼イベントを開催するようなので、
また参加させて頂こうとおもいます。

追記、人狼前のミニゲーム会

メインじゃなかったので最後に追記として。
人狼ゲームが始まるまでは、3卓に分かれて簡単なゲームで
レクリエーションを行いました。
そのへんもさっくり紹介しておきます。

ニムト

おなじみ牛を集めるゲーム。(うそです)
7人でプレイしましたが、結果はいまいちでした。
噛み合わないときは本当に噛み合わないなあ。
でも、最強最悪カード55番を引き取ってしまったにもかかわらず
最下位ではなかったのは、自分でも驚きでした。

ちるのい

私の持ち込みゲーム。ノイというゲームの東方アレンジ版です。
手札から数字札を出していき、場札の合計が
100を超えてしまった人の負けという単純なゲーム。
UNOのようなTURNやSKIPなどの特殊カードもあります。
2桁数字の暗算の練習にもなります。
1ゲーム5分もかからず、さくさくと楽しめました。

髑髏と薔薇

個人的にやりたかったゲームでした。できてよかった。
各プレイヤーは髑髏と薔薇の4枚の手札から
順番に1枚ずつ場に伏せて出していき、任意のタイミングで
「薔薇を何枚めくれるか」のチャレンジをコールしあいます。
指定枚数の薔薇をめくる前に髑髏をめくってしまうと失敗となり、
自分の場札は必ず全てめくらなければならないルールから、
髑髏を伏せつつ少なめの枚数でチャレンジをコールすると…。
といった感じの、とても秀逸なブラフゲームです。
コンポーネントもすばらしい。
所々でどぎついブラフをかまし、まんまと引っ掛けながら
最後はギリギリの勝負を仕掛けて勝つことができました。

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