はちど

ボードゲームのレビューなど。

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カラフルなダイスとキューブ、それから人多杉!8月度定例ゲーム会に参加!

      2013/11/24

Hachiです。
今月もいつものボードゲーム会に参加してきました。
今回は参加者がいつもの倍ほど集まって、
手配された会議室はキャパぎりぎり。
追加の机と椅子を会場からお借りすることになり、
嬉しい!けど狭い!という事態に。

これだけボードゲーム趣味の人が集まると、
それだけ持ち込まれるゲームも増えて、
うずたかく詰まれたカラフルな箱は
参加者全員のテンションを上げるのに充分なものでした。

その中でも今回は個人的にやりたかったゲームばかり
プレイすることができて、とても満足できましたよ。
以下レビューです。

ヒューゴ

まずは会の最初に集まった7人でヒューゴをプレイしよう、
としていたら、あれよあれよという間に人数が増え、
なんかわたわたしながらのゲームとなりました。

概要

追ってくるオバケから全力で逃げろ!
あっさりプレイできるすごろくゲームです。

ボードにはぐるりと1周する廊下マスと外側にいくつかの部屋があり、
地下室からの階段が中央に伸びています。
オバケコマは地下室からの階段のいちばん下に置きます。

プレイヤーは順番に自分の持ちコマを廊下マスに配置していき、
全員のコマが配置されたら、今度はダイスを振って
出た目の数だけ自分のコマのうち1つを進めます。
ただし、ここで振られるダイスは2面がオバケになっており、
その目を出してしまうと振りだしたプレイヤーのコマは動けず、
代わりにオバケコマが進んでしまいます。

地下から出てきたオバケは廊下を周回します。
オバケに追いつかれたプレイヤーのコマは地下室に閉じ込められ、
プレイヤーに大きな減点を与えます。
これを回避するため、プレイヤーは自分のコマの移動中に
近くの部屋へ逃げ込むことができます。
ただし、部屋の数はプレイヤーコマの数よりも少なく、
(基本ルールでは)部屋は先着1名の早い者勝ちです。

全てのプレイヤーコマが廊下からいなくなるか
全ての部屋が埋まった時点で1ラウンドが終了し、
これを3ラウンド行って得点の多いプレイヤーの勝利です。

感想

子供向けのゲームということもあり、
プレイ感は軽めでしたが、楽しかったです。
コマ配置の戦略性(と、それを裏切るダイス)もなかなか。
子供向けと侮ってはいけませんね。
オバケこわいよーとか言いながら逃げるというより、
この一投に全てを掛ける!という感じの
大人げない大人も楽しめるゲームでした。

オバケの動きが規則的なことを逆手にとって
序盤に脱落しづらいところに置くのが定石ぽいですが、
今回のゲームではあえて危険に身を晒すことで
「1度目にオバケの目さえ出さなければ部屋に入れる!」
という場所に配置をする傾向が強かったです。主に私が。
# そして振りだすオバケの目。食われるコマ。

Village(村の人生)

人の出入りが落ち着いてきて、他卓も立ち始めたので
ナオユキさんの再戦要請を受けて村の人生を4人で。

概要

ゲーム紹介記事参照。
家族をむやみに老衰で死なせて名声点を稼いでいくゲームです。
うん、だいたいあってる。

感想

要素とチットが多くて、準備とインストに結構時間かかっちゃうゲームですね。
ゲームの軸自体はシンプルなので、始めてしまえばすんなり進むんですが。
最近の面白いゲームはそんなん多い気がします。ツォルキンとか。

今回は、旅・村の歴史・市場の3大要素全てを満遍なく取れて
生きている家族はほぼ全員が教会の重役だった私の勝利。
市場の買い物客タイルも誰かに独占されすぎず、
全員が意識して売れるものを集めてる感じで、
結果捲られることもなく、という感じでした。

Seasons(十二季節の魔法使い)

村の人生卓を閉じたあと、次はどこに参加しようか~と
辺りを見回すと、カラフルなダイスが展開される卓に空席を発見。
これは!と即座に参加を表明し、
十二季節の魔法使いをプレイさせてもらう運びとなりました。

概要

プレイヤーは魔法使いとなり、3年間にかけて開催される魔法大会で
使い魔や魔法のアイテムの力でクリスタルを集めていきます。
3年後にいちばんクリスタルを集められたプレイヤーが勝利です。

9枚のカードをドラフト(1枚取って回す)した上で3つに分け、
1年目・2年目・3年目の手札とします。
その後、ラウンドごとに色と出目の異なる特殊ダイスを人数+1個振り、
各プレイヤーはそのダイスの出目を獲得し、
リソースの獲得・消費を行い手札のカードを出していきます。

カードの効果には、

  • 出したときにのみ効果があるもの
  • 1ターンに1回、起動することで効果を発揮するもの
  • 条件を満たしたときに効果が誘発するもの

があり、それぞれがテキストとアイコンでカードに記載されています。

ラウンド終了後、残った1つのダイスに描かれた目で
「何ヶ月進むか」が決定し、時間を進めます。
1年=12ヶ月=4季節経過ごとに、最初に分けた3枚のカードが手札に補充され、
3年=36ヶ月=12季節が終了した時点で、点数の集計が行われます。

感想

ゲーム会参加の前夜に、このゲームがブラウザでプレイできるサイト
BoardGameArenaが日本語に対応していたことを知り、
早速ネットボドゲ勢の友人とプレイしてルールを理解したところという
私的にいま一番ホットなゲームだったので、プレイできてよかったです。

ブラウザでプレイするのと異なっていたのは、
大きいダイスをガラガラ振る楽しさ。
ダイスの大きさ・重さ・質感は、やっぱりアナログでないと出せません。
召喚ゲージは15までしか増えませんという制約も、これ単に
コンポーネントの制約だろ、という気がしないでもない感じ。悪くないですw

逆にネガティブ要素としては、ブラウザ版では感じないところで
卓全体の見通しの悪さも感じました。
どんなカードを出していて、何ができて、何をしようとしているのか?
っていうのが、実際の卓上ではわかりづらい。
場に並べる系のカードゲームでは多かれ少なかれそういうのはあって、
1対1ではなく多人数戦だからこそより顕著に感じるところはありました。
こういうの、慣れてる人だといちいち口に出す癖があったりするんですよね。

あとはダウンタイムの長さも気になるところです。
慣れていない人はとにかくカードを読んだり毎ターンの戦略に時間がかかり、
慣れている人でもルーチン化が苦手な人だと毎ターンの処理が重い感じ。
これはゲーム自体のネガティブ要素ですね。

とはいえ、カードゲームプレイヤー出身の自分としては、
共通化されたイメージを元にすんなりプレイできていますし、
このゲームではカードゲームからドラフト以外に構築の要素も輸入していて、
カードゲーム好きには割と刺さるゲームじゃないかなと思います。

パンデミック(新版)

辺りも暗くなり、ぽつぽつと帰宅する人が出るなか
パンデミック卓が立ち、新版がプレイしたかった私も
ついふらっと参戦。

概要

全世界で4種類の感染症が同時発生しています。
プレイヤーは細菌のエキスパートチームとなり、
これ以上の感染を食い止めるため、
協力して4種類のワクチンを作らなければなりません。
敗北条件を満たす前に4種類のワクチンを作成できれば勝利です。

敗北条件は以下の通り。いずれか1つを満たすと敗北となります。

  • いずれかの種類の感染コマが配置できなくなる
  • アウトブレイク(後述)の回数が8回になる
  • 手札が補充できなくなる

ボード上には全世界の主要都市が描かれ、
ランダムに決まった一部のマスには感染コマが配置されます。
感染コマは、各ターンの最後に感染カードが複数枚山札からめくられ、
書かれた都市に新たに感染コマが1個追加されることで
感染規模がどんどん拡大していきます。
感染カードは各都市1枚ずつで構成され、
めくられた感染カードは捨て札となります。

同じ都市の感染コマが4つになるとアウトブレイク(感染拡大)が発生し、
アウトブレイクした都市の周囲に同色の感染コマが
1つずつ置かれることになります。

プレイヤーは数枚の手札を持った状態でスタートし、
その手札にも各国の都市名が書かれています。
またプレイヤーは1ターンごとに4手番を持ち、
1手番を消費して下記のうちいずれかを行うことができます。

移動
  • 隣接する都市へ移動
  • 手札を捨ててその都市へ移動
  • 自分がいる都市と同じカードを捨てて好きな場所に移動
  • 拠点間移動
手札を渡す/もらう
どちらも自分がいる都市と同じカードのみ
ワクチンを作る
拠点で同じ色のカードを5枚捨てる
細菌を駆除する
自分がいる都市の感染コマを1つサプライに戻す
拠点を立てる
自分がいる都市と同じカードを捨てる

また、プレイヤーはそれぞれ何らかのエキスパートとして
付与された特殊能力をターン中に発揮することができます

ターン終了時、手札を2枚追加します。
このとき、手札が8枚を超えてしまったら、
8枚になるまでカードを捨てなければなりません。

手札となるカードの山札の中には
エピデミック(突発的流行)カードが
均等に出るよう配置されており、
それが出た場合は次の通り処理を行います。

  1. 感染レベルを1つ上げる。
    レベルによって、通常感染処理のときにめくるカードが増える。
  2. 感染カードの山札のいちばん下のカードを公開する。
  3. 公開されたカードの都市に感染コマを3つ置き、
    そのカードを捨て札にする。
  4. 感染カードの捨て札をシャッフルし、
    感染カードの山札の上に置く
  5. 通常の感染処理を行う。
    (山札をめくって感染コマを追加する。)

この処理を端的に言えば、
既に感染コマがある都市に再度感染コマが必ず置かれるようになる
ということです。さらに言えば、4の処理中に、直前で
3個の感染コマが置かれた都市に再度感染コマが置かれる可能性がある

ということであり、感染拡大のリスクが一気に高まります。

感想

頭から湯気がでそうなほどの思考型協力ゲームです。
協力ゲームについての考察をした際に、ボードゲームの例として
頭の片隅にあったのが、このゲームでした。

時間が経つにつれて増えていく感染コマを見ていると
どうしても駆除に駆られてしまうところがあるのですが、
駆除しているだけでは敗北条件の1つを防ぐだけで、
勝つことはできないのです。
勝利条件を満たすにはワクチンを作るしかありません。
これ、本当にプレイしていると忘れがち。

そして、簡単に広がっていく感染範囲とは対照的に
プレイヤー間のカードの受け渡しは条件がとても厳しく、
なかなか思うようにワクチンは作れません。
ここで、毎ターン「どうすべきか」の相談が発生します。
その相談がとても悩ましく、そしてこのゲームのキモでもあります。

結果は2戦2敗。
1度目はエピデミックがほぼ2連続で出てしまい
アウトブレイクの連鎖からサプライ切れで負け、
2度目は感染の拡大は抑えられていたものの
手札のカードの色が分散してワクチンが作れず
山札切れ確定で投了、といった感じでした。

新版で追加された2つの役職の特殊能力は
どちらもなかなか渋い効果でした。
有効に活用することもできましたが、
科学者や衛生兵や研究者と比べると
どうしても見劣りする感じはしましたね。

総評

人が集まりすぎてしまったことは善し悪しでした。

全ての人と顔を合わせたり、一緒にゲームすることができず、
ちょっと残念だったというのが悪い方。
もう少し広い会場で、会費は折半でもいいので、
主催の負担にならない程度に、とは思います。

ただ、先にも述べましたが、人が集まったことで
持ち込みのゲームもたくさんあり、
自分のプレイしたかったゲームが満足にできたというのは
素直に良かったと思っています。

これだけの人が集まってくれるということは、
会の雰囲気の良さとか、そういうところが評価されて
リピート率を上げているんですよね。きっと。
# 私がそうですし。

人が多くて残念だったな、と思った方がいたとしても、
これに懲りず、また参加して頂ければと思います。
同じ参加者としても残念に思っているところなので、
次回は、同卓でご一緒したく。

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